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マリアンヌ

更新が滞ってました。。

最近ぞくっとするような寒さになってきましたね。そんな中、東京オペラシティで素敵な展覧会を発見しました。

「蜷川実花展−地上の花、天上の色−」
http://www.operacity.jp/ag/exh99/

12月28日までやっているようです。


さて、今回は気合を入れたテーマで書きます。


マリアンヌ

それは19世紀のこと。

マリアンヌ。それはフランス共和国の肖像。共和国を表す概念。擬人像で、フランス革命以降に作られていったものです。

そもそもマリアンヌとはなんなのか。これは、マリーとアンヌという女性の名前なのです。


このマリアンヌという肖像は、あの有名なドラクロア作《民衆を率いる自由の女神》やニューヨークのシンボルともいえる、“自由の女神”に深い関わりがあるのです。

          megami.jpg


◆女性擬人像の歴史◆
ギリシア・ローマ神話をご存じでしょうか。多くの神々が登場し、神一人一人に役割があります。

太陽=アポロン
愛の女神=ヴィーナス

このように、抽象的な概念の神格化がされています。また、ヨーロッパの伝統で、男性名詞、女性名詞とあるなかで、抽象的なものは女性名詞に多いということがあります。
その背景としては、母なる大地(生み出すもの)という、母親中心の社会から男性中心に代わってた中で、「生み出す存在」から「特定の意味を持たない存在」に変化し、そこに男性の欲望やあこがれが入り継承してきた所にあります。

その代表はヴィーナス(アフロディテ)です。ヴィーナス=愛という抽象的な概念。この概念は大地母神から来ているのではないかと言われています。

ギリシアでは愛と美(女性美)というものが愛と結びつき、神格化されてゆく中で、裸体のヴィーナスになりました。そしてアフロディテ(ローマのウェヌス)は愛の擬人像になってゆくのです。


次回に続く★

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